弁護士 柳下 明生

  • 神奈川県弁護士会所属
  • 神奈川県横浜市出身/県立市ケ尾高校卒/早稲田大学法学部卒
  • 趣味は、格闘技観戦・ラグビー観戦

新しい先例を作る覚悟で取り組む

もしあなたがトラブルに巻き込まれていて、それが不利な状況であったとしても、あきらめずに相談にきてください。私は安易に「諦めてください」とは言いません。私の強みは粘り強さ。普通の人なら諦めるだろうという段階の一歩先、二歩先までしつこく食い下がります。それはどんな強固な相手でも同じです。司法の現状にとらわれず、新しい先例を作る覚悟で取り組んでいます。

不利な状況でも最後まで戦う

学生時代は剣道部に所属していました。剣道は「礼に始まり礼に終わる」と言われます。どんなに激しく戦っても、最後には礼をして遺恨なく終わる―。弁護士の仕事もこれと一緒で、最後にはお互いが納得して和解できるのが理想的です。しかし、そのためにこちらの主張を曲げるというのは違います。精一杯戦わなければ、納得して終わることはできません。

ある依頼者の方が、訴訟を起こされました。依頼者は不利な状況で、こういった場合、妥協して和解を勧める弁護士も多いものですが、本人は到底納得できる心理状態ではありませんでした。そこで話し合いの末、徹底的に戦い抜くことにしました。その後粘り強く反論していった結果、一審二審を通して勝つことができました。不利な状況でも最後まで戦う意味を実感した出来事でした。

忙しい毎日の中での息抜きは格闘技やラグビーを観戦することです。仕事と娘の育児で忙しく時間がありませんが、いつか剣道を再開できたらいいなと思っています。

事務職員からみた柳下弁護士

裁判所と事務所を行き来するような忙しい日々ですが、相談のときは落ち着いてじっくり話を聞いており、事務からみても人の話を聞くのが上手な弁護士だと思います。